「山」の定義はとてもあいまいなものです。
この本は主に東京23区内の山についてまとめられています。
でも、23区で山?みなさんそんな感じを持ちますよね。
実は、山は「周囲よりも高く盛り上がった地形や場所」であれば「山」と呼ぶらしいのです。
ちなみに自然にできた山の中で日本一低い山は、徳島市方上町にある標高6.1メートルの弁天山だそうです。
こちらは毎年6月1日に山開きが行われているようです。
さて、それなら23区でも多くの山を発見することができそうです。
著者は、その視点で例えば愛宕山(港区)や飛鳥山(北区)の紹介をしています。
みなさんもぜひ、近くにある飛鳥山など、身近な山登りを楽しんでみてください。
(司書 鎌田)