高校1年生の「情報」の授業および「総合探求学習」として、沖縄についてのポスターを作成し、ギャラリーウォークという形で発表を行いました。沖縄は高校2年生に進級したら平和学習で訪れる場所でもあるため、事前学習も兼ねています。

情報データベース『ジャパン・ナレッジ』や図書館の本を活用しながら情報を集め、沖縄の「基地」や「食文化」などそれぞれテーマを決めてポスターを作りました。

中学生のころから繰り返し情報の探し方の練習をしている生徒たち。高校生ともなると、インターネット検索だけに頼るのではなく、様々な資料を活用する力がついてきたようです。図書館で購入している沖縄の地方新聞『沖縄タイムス』を上手に活用する姿もみられました。

ポスターは一部図書館に展示しています。

「漢文」、得意ですか？

現代文は得意という人はそれなりにいる気がします。古文はどうでしょう？　なんとなく意味が取れるので、得意ではなくても点数は取れるという人がいそうです。でも、漢文となると…。
大学受験でも、漢文は出題しない大学が増えているようで、漢文の読解には努力を割きたくない、なんて人もいるかもしれません。

でも、この本を読むと、「漢文」に対してそんなに苦手意識を持たなくても良いのかも、と思えてきます。

たとえば「半信半疑」（はんしんはんぎ）。
四文字熟語としておなじみの言葉ですが、これだって実は漢文。送り仮名を付けると「半バ信ジ半バ疑フ」（半ば信じ半ば疑う）という日本語に変わります。
「我田引水」（がでんいんすい）だってそう。
送り仮名と、「引」に「レ点」を付けると「我ガ田ニ水ヲ引ク」（我が田に水を引く）という日本語に。

こうして、見知った四文字熟語を例にして漢文を説明されると、なんだか親しみが出てきませんか？

（司書　中島）