将来医師を目指したい人はぜひ読んでください!
人体全体がパーツごとに解説されているのですが、それぞれがかなり深堀されています。
専門用語も多く使われていますが、作者はわかりやすい例えなどで頭にスッと入り込めるように工夫しています。
皆さんは人体については生物や理科で学ばれてるでしょう。
この本は、例えば、なんとなく漠然と理解していただけかもしれなかった染色体やDNAなどについて、総合的に教えてくれます。
テーマの中には、幽体離脱などスピリチュアルな項目もありますが、それについても科学的な説明があり、面白いですよ。
人体は約37兆個の細胞と、繋げば10万キロにもおよぶ血管が存在していると書かれているなど、興味深い記述もたくさんありました。
この本を読んで、人体というミクロの宇宙へ思いをはせてください。
(司書 鎌田)