23区にはさまざまな謎がある
皆さんは、自分が住んでいる区や市の形を知っていますか?
小学校の社会科で、『郷土を知る』授業がありますから、おおよその形は知っていることでしょう。
でも、自分たちが住んでいる区や市が、いつ、その形になったのか、そして、その形が変わることもある、ということも知っていましたか?
先日ようやく決着した、江東区と大田区による新埋め立て地の帰属問題。いまだに帰属先が決まっていない境界未定地。住民の合意が得られないため、新座市に帰属できないままポツンと市内に存在する練馬区…。
この本には、このような、思わず「へぇ~」と言ってしまう、23区の逸話がたくさん載っています。本校生徒の多くが住んでいる東京を、もっと知るためにおすすめの本です。
最後にこの本からのちょっとしたミニ知識を。
「豊島」が付く地名は、北区にはありますが、豊島区にはありません。その理由は…。ぜひ、本書を読んで確かめてください。
(司書:中島)