ある時、図書館で
私 「どんな本を探してるの?」
生徒「楽してお金儲けができる方法が書いてある本。」
私 「わかるわかる(そうできればいいよね)。」
と、その時は経済関係の書架を見るよう勧めました。
その時はわかったようなことを言ったけど、私自身、楽してお金儲けできると思っているのか?お金を儲けるにはがんばらないといけないのでは、と思い、改めて、図書館の本にヒントを求めました。
ちくまプリマー新書にずばり、『お金持ちになれる人』という本がありました。(その場で回答できなくてごめんなさい。)この本にはお金持ちになるための極意が書かれていますが、そのためには時代の移り変わりに対応する能力を磨くこと、知恵が必要だと思いました。
そこで、次に手にとったのが
『7日間で突然頭がよくなる本』小川仁志著
ここでの「頭がよい」とは、物事の本質をつかむことです。それには哲学を身につけよ、ということで本の課題にそって一日一チャート、7日間訓練を行います。一日一チャートも読めないこともあるかもしれませんが、本のよいところは自分のペースで進められることです。
2冊の本でだいぶ頭を使ったので、別の景色が見たくなりました。
『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人著
お金儲けの本ではありませんが、なんもしないって何、それが職業になるの?と疑問を持ち、読んでみました。
3冊を通して思ったことは、「ローマは一日して成らず」。いろいろな視点を持つことが大事なのではないでしょうか。ちなみに図書館の本は無料で借りることができますから、それだけでお得なのでは。
(司書 岩楯)